アガリクス茸の抗腫瘍性動物実験 
ガンに効くといわれるキノコ類を使用してマウス実験を行った結果を一覧にしたものです。
試験方法
生後5〜6週間のマウスを使用(人間ならば、15〜16歳に相当)
マウスの大腿部にサルコーマ180(癌細胞の種類)を接種すると 4〜5週間で癌が全身に広がり殆ど全部が
死亡する。癌細胞がマウスに活着したのを確認して24時間後からキノコエキスの投与を開始。
10日間投与し続けて、4〜5週間後の成果をみる。 この試験をマウス5〜10匹/試験区について何回も繰り
返してその平均値を表す。 阻止率は、全治したマウスに再びサルコーマ180を接種しても活着しない率です
【 キノコ別実験結果 】
   キノコ1日の投与量 全治率 阻止率
アガリクス茸 10mg 90.0% 99.4%
チヨレイマイ茸 10mg 90.0% 98.5%
※アガリクス茸とチヨレイマイ茸は、下のキノコの投与量に比べて1/3ということにご注目下さい。
メシマコブ茸 30mg 87.5% 96.5%
キコブ茸 30mg 66.7% 87.4%
カイガラ茸 30mg 57.1% 70.2%
松茸 30mg 55.5% 91.3%
椎茸 30mg 54.5% 80.7%
カワラ茸 30mg 50.0% 77.5%
ヒラ茸 30mg 45.5% 75.3%
コフキサルノコシカケ茸 30mg 45.5% 64.9%
ツガサルノコシカケ茸 30mg 33.3% 61.2%
ベッコウ茸 30mg 30.3% 44.2%
ナメコ茸 30mg 30.0% 86.5%
エノキ茸 30mg 30.0% 81.1%
マンネン茸(霊芝) 30mg 20.0% 77.8%
(マウス実験成果ー東京大学医学部、国立ガンセンター研究所等における抗癌性試験)
キノコ名 一日の実験の方法は、サルコーマ180という腹水ガンを注射によってマウスに植え込み、
その経過を見るというものです。
通常は、3週間程度で腫瘍細胞が増殖し、長生きできても5週間あまりでマウスはすべて死んでしまいます。
ところが、体重Kgあたりで10mgのアガリスク茸の濃縮抽出エキスを毎日1回 10日間連続して注射すると、
全治率(ガンになったマウスが治る)が90%、その後、ガンの阻止率(ガンにならない)が99%と言う驚異的な結果が得られたのです。
しかし、この段階ではこの茸から抽出したエキスに含まれるどんな成分がガン細胞の増殖を阻止し、治癒させる
かは解明されていなかったのです。ちょうどそのころ、国立がんセンター研究所をはじめとして、国産キノコの
制ガン作用についての研究がなされ、中でもこのアガリスク茸については、静岡大学・三重大学を中心とした研究グループが独自の分画・精製作業に取り組んだ結果、その正体がタンパク質を含んだ高分子多糖体、
β-D-グルカンの一種であることを突き止めたのです。つまりこのアガリスク茸は、ガンに効く免疫力を高める物質の種類とそれらの含有率が、特に多いことがわかったのです。

いずれもマウスを使った実験では注射でしか効果は現れませんでした。しかし、ピエダーテ地方のアガリクス茸に関しては、経口投与でも顕著な効果が見られました。

 ポイント情報
キノコのエキス(高分子多糖体を主とする成分)は、生体の正常細胞組織の 免疫機能を活性化し、ウイルスなど外敵(異物)が侵入しても細胞内の マクロファージやインターフェロン生成が活発になり癌細胞の増殖、転移、 再発などを阻止するものと考えられます。

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